先進的窓リノベ事業のモデルケースとして自宅に二重サッシを施工してみた!

先日、国の補助事業の紹介として、『先進的窓リノベ事業』について書かせて頂きました。

先進的窓リノベ事業【公式】 (env.go.jp)

その際、モデルケースとして、自宅にLIXILさんの二重サッシ、インプラスを施工してみようかな、と書かせていただきましたが、実際にやってみましたので、皆さまの参考になればと思い、今回、追記させていただくことにしました。

LIXIL | 窓まわり | インプラス/インプラス for Renovation/インプラス浴室仕様


先進的窓リノベ事業に充てられる補助金額は1,000億円です。2023年5月27日時点での補助金の申請割合は23%(概算値)となっています。

私の自宅でいいますと、家の全ての窓が計21箇所、申請した補助金額は877,000円となります。

また、サッシメーカーであるリクシルさんだけの情報になりますが、現在、注文が殺到していて、発注から納品まで約2-3ヵ月掛かってしまっています。

※基本、新築時、サッシサイズはメーカーが用意してあるサイズのものを選んで設置していますが、インプラスを発注する際は、全てが特注サイズ扱いにされてしまいます。これは、新築時にサッシ枠を設置する大工さんの技術により、若干の誤差が生じることを想定しているようですが、いかがなものかと(インプラスはサッシ枠に設置して、二重サッシにします。)。

こちらの補助事業には2点問題がありますので、そこのところを記載したいと思います。

①工事完了までの間に補助金がなくなってしまうと、施主は補助金を受けられず、全額を自己負担しなければならなくなります。それを防ぐために、補助金額を確保する、『交付申請の予約』ができます。ただ、予約には有効期限が設けられていて、その期間は3ヵ月間です。先程、申し上げた、メーカーからの納期が3ヵ月掛かってしまうと、交付申請の予約が自動的に失効してしまいます。

②『交付申請の予約』をするには、工事着工が必要なります。当然、物がありませんので、二重サッシだけの工事だと、『交付申請の予約』ができないことになります。私の場合は仕方なく、一部のクロス交換と抱き合わせにし、クロス交換工事を先行し、工事着工としました。

私自身の現在の補助金申請の進捗状況ですが、『交付申請の予約』の審査が完了し、『予約済』のステータスとなった段階です。浴室サッシのみ7月10日納品予定のため、少しの期間、この状態で放置となります。

浴室サッシの工事が完了し、実際の『交付申請』をした場合、まだ、却下される可能性がない訳ではありませんので、少しの間、ドキドキを体感することになります。


実際の工事のビフォーアフター写真です。↓

補助金額は下がるのですが、南面以外は、窓もほぼ開けないですし、お隣さん家がありますので、結局、目隠し性が高いものが良いと判断し、乳白ガラスにしました。乳白ガラスは高級感(実際に一番高い)があり、とても良い判断をしたと思っています。

設置した感想を率直に申し上げますと、とにかく家の中が静かになりました。私の家の前は幹線道路で大型車もたくさん通り、今まで車の走行音がすごかったのですが、一切なくなりましたね。暑さ寒さについては、今の季節だと、まだ、良く分かりませんので、また、追ってブログに掲載させて頂ければと思っています!


話は変わりますが、新築時に設置する窓の大きさ(居室は建築基準法で採光量が定められている)、種類(透明ガラスにするか曇りガラスにするか)の適正さや、実際に住んでみると使う窓(開ける)は限られるのだなと感じています。また、窓が多くなれば、暑さ寒さに影響しますし、掃除も大変ですしね・・・

弊社で新築戸建てを建築する際は、自宅建築で失敗した経験を活かし、購入したお客様が、後から違和感?を感じないような家を提供していきたいと常々思っています。

もし、断熱改修工事として、インプラスを施工してみようかな、と考えている方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さい!

今回は真面目に書き過ぎましたね・・・ではまた。